【感想】シュレディンガーの密室

マダミス

拾っていただき参加しました

どうも、ホームページもブログも開設しているのにめったに更新しない系謎解きブロガーのCrowです。ご無沙汰しております。

今回、次回とマーダーミステリー関連の記事が続きます。いよいよ謎解き系ブロガーの肩書も怪しくなってくるところですが、重厚なストーリーを2日立て続けにやって感情がぶっ壊れているので、ご容赦いただきたい。

というわけで、今回のマーダーミステリー記事は『シュレディンガーの密室』という作品です。Twitterなんかで「やってみたい作品10選」なんかには取り上げられている方が多い本作品。今回お誘いいただき貸切回で参加することができました。感謝しかねぇ。

参加したくてもできないという方も多いと聞いたので、本当に参加できてよかったと思える作品でした。

GMによる配役ってうれしいよね

毎回そうしているのかはわかりませんが、おそらくほとんどGM配役にて役が割り振られているのでしょう。なんてったって、キャラクター紹介なんてほとんどなく、よくわからん色情報だけ与えられて、「はい、選びなさい」と言われてもこちらとしても困ります。

まぁ、シュレディンガーの密室に限らずGM裁量で配役を与えられるのは、個人的にめちゃくちゃうれしいと思っているタイプの人間なので、今後もマダミスはぜひGM裁量でどんどん役を振ってほしいと個人的には思ってます。

ふーんなるほどね、あなたには私のことがこう見えているのねぇー、となんかニヤニヤしちゃうのです。そして、だいたいの作品において自分に与えられる役の傾向って似通うんですね! たぶん私のキャラクターが相当にわかりやすいのかもしれません。でもうれしい。

ダブルGMという特殊マダミス

まぁ、まったくの前情報なしに参戦したので当日初めて知ったのですが、この作品はダブルGM制という特殊な形態で進行していきます。ほかにあるのかな、ダブルGM制。あるかもしれませんが数としてはめちゃくちゃ少ないでしょうし、少なくとも私は初めてそういうシステムに触れました。

GMなんてひとりおれば十分じゃないか、と始める前は思っていましたが、ゲームが始まれば納得。ふたりいるからこそできる演出ですねこれは。

目の前で繰り広げられる演出の数々に、自分がその世界の中の一員であると自然に感じられるような、そのようなシステムでした。具体的にどのようなことが繰り広げられるかは、ぜひ自分の目で確かめてほしい。なかなかプレイできるチャンス自体が少ないとは思いますが……

キャラクターのひとりひとりにストーリーがある

キャラクターひとりひとりのストーリーの重さのバランスがめちゃくちゃ取れているな、とも思いました。だれかひとりだけがめちゃくちゃ重いとか、だれかひとりだけがめちゃくちゃ目立つとか、そういうのがなく、ひとりひとりにストーリーがあり、GMとの絡みがあり、読み合わせで主人公になれるような、とにかくバランス感覚がすごい。

私は比較的しゃべり倒した気がしますが、ほかのキャラクターがしゃべる機会がないということはまったくなく、全員がまんべんなく大事な話をする(させられる?)ので、どのキャラクターになっても満足できるのではないかと思います。

ストーリーについては語れねぇなぁ

ほんと、これについては何も語れないのよ。ネタバレになってしまうから、という理由がいちばんではあるのだけれど、内容が複雑で自分の発言したことが解釈違いを起こしている可能性も十二分にあるので、いい加減なことが言えない、というのも本音。

ただ、すべてのキャラクターがなにかを抱え、それを自分の中でどのように消化し、その結果それぞれがどのような決断をくだすのか。ひとりひとりの決断の積み重ねで、メンバーでしか紡げない唯一無二の物語が出来上がっていく。そんな感じです。

これは「物語回想マーダーミステリー」。ひとりひとりの回想が、ストーリーをどんどん深みに落とし込んでいく。重厚でとにかくよい作品。

いやまぁ、実際に参加して自分の目と耳でとにかく確かめてほしい。以上!

コメント

タイトルとURLをコピーしました