【感想】コーヒーカップが割れたとき

マダミス

初めてのマダミス主宰企画

6月4日・5日と2日間立て続けにクソデカ感情押しつぶされ系マーダーミステリー、後編は『コーヒーカップが割れるとき』という作品を、トラッドという役でプレイしてきました。

制作者兼GMのすなさんは九州に在住されているので、土日で開催する場合には企画するには自分が参加する卓以外にプラス3卓、計4卓立てることができればお呼びできるとのこと。

座右の銘が「見切り発車」であるワタクシ。マーダーミステリー企画は立てたことはないのですが、まぁ4卓くらいなら頑張れば集められるかなぁ……という、めちゃくちゃ甘い考えで企画を立てました。参加したい人はDMで声かけてねー、と。そもそもこの見通しが大変甘かった。

まさかのDMパンク

君たちそんなにコーヒーカップやりたかったのかよ。いやまぁ気持ちはわかるで。自分らの卓だけならばまだしも、それ以外にも3卓分募集かけて人集めて会場手配してってやるの、面倒くさいもんね。私も当初は別の人の企画に乗っかるつもりだったもん。できなかったけど。

結果、2日4卓で終わらせるつもりが4日8卓になり、最終的に6日12卓。3週間にわたる公演を計画することになりました。謎解きサークル運営のノウハウがこんなところで活きてくるとは思いもしませんでした。また、快く引き受けてくださったすなさんには、しばらく足向けて寝ることができません。本当にありがとうございました。

というわけで、私企画分が本日千秋楽となりましたので、改めてブログにしたためておこうと思います。

「生きる」とは

さて、このマーダーミステリー。推理うんぬんを楽しむというより、めちゃくちゃ哲学です。自分の担当するキャラクターが抱える闇と、それを乗り越えていく過程を追体験することで、それぞれのキャラクターが「生きるとは」ということを、ひたすら考えていくような、哲学系マーダーミステリーです。

わたしたちは、こんな無茶苦茶つらい過去を背負いながらも、それでもなおどうして生き続けなければいけないのかということを考えさせられるマダミスだったのではないかと思います。

あとこれはワンポイントアドバイスですが、感情移入すると、アイメイクが落ちます。女性の方は簡単に落ちないようなメイクにして、万が一落ちてしまってもすぐに手直しできるように鏡とメイク道具は持っていくようにしましょう。

キャラクターがいとおしい

キャラクターひとりひとりにストーリーがあり、それぞれが何かを抱え、それをどう克服していき、もしくはどう克服していこうとしている中で今を生きているのか。ストーリーを通して大変考えさせられるシナリオでした。

私もトラッドという役を今回プレイしましたが、プレイ中脳内トラッドと「お前、こんなときお前ならどうする? どう考える? 何を行動する?」ということを幾度となく相談しました。何かを決断するというのはめちゃくちゃ重い。

そして、プレイアブルキャラクターはもちろんのこと、いわゆるモブ扱いされてしまうNPCひとりひとりにも愛が込められており、ひとりひとりにストーリーがあります。そういった点をすなさんは考えて作成されているとのこと。プレイしていたら、NPCに対してももしかしたら「お、お前……!」と思うことがあるかもしれないし、ないかもしれません。

とにかくめちゃくちゃよかった! ということだけはお伝えしておきたい。

ネタバレ感想戦スペースをやります

というわけで、個人的企画千秋楽を迎えましたので、明日20日月曜日、Twitterのスペースにて、『コーヒーカップが割れたとき』ネタバレ大感想戦を開催いたします。

ファシリテーターは、不肖ながらわたくしCrowが務めます。話したいことはいっぱいあるのですが、それ以上に皆さんの感想、解釈、思いの丈をいろいろ聞いてみたいと考えています。

今回の私企画分のコーヒーカップに参加された方はもちろんのこと、それ以前に参加された方で話したい、話を聞きたいという方の参加も大歓迎です。

ぜひお時間を調整して参加いただければと思います。

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