積年の構想、ようやく
いやー、ようやく実行に移すことができました。団体を作ってはや5年、いつかは形にしたいという思いはありましたが、やれ仕事が忙しいとか、やれ先立つものがないとか、できない理由をつけて後回しにしてきました。
しかし、私もぼちぼち『独身貴族からの脱出』を10年ほどかけていよいよラス謎に向かっているところ。今を逃すと、今後同じような企画を実行に移すのはなかなか難しくなるでしょう。
ということで、某魂の桂さんのごとく「やるなら今しかねぇーZURA!」とラップを口ずさみながら、座右の銘「見切り発車」の精神で企画をおったてた次第です。
え……企画しんど
企画者は表立って大変な素振りとか見せないもんだと思うのですが、ぼくはそんなできた人間ではないので普通にぶっちゃけます。
企画立てんのしんど。
忘年会とか、貸切公演企画とか、これまでにもいろいろやってて、毎回思うんですけど。喉元過ぎれば熱さを忘れていつもブルーになってます。
今回は謎制作しているわけではない(なんかあったときのリスクヘッジで作ってはいたけど、何とかなりそうなのと、やること多すぎて死ぬのでやめた)ので、イケるかと思ったんですけどね……
大阪最宴祭をあのペースで開催してる某氏はバケモノなんじゃないだろうか…… そのモチベーションisどこ。
新進気鋭のクリエイター
さて、今回の出展者は、ベテラン勢もさることながら、当団体に所属しながら謎解きも作ってみたい! という新進気鋭のクリエイターの皆様にお集まりいただいております。
謎解きを作ってみたいけど、発表する場がないんだよなぁ…… と燻っている方々に活躍の場所を提供するのも、当団体の活動意義だと思っています。
すんばらしい作品がたくさんの人の目に触れて、ここ以外でも自主公演をうつ場面も出てきて、関西の謎界隈がまた一段と盛り上がれる、そんなきっかけになればいいなぁとうっすらぼんやり思っているところです。
出展作品も、私が知る限りオール新作です。たぶん。是非楽しみにしていただければと思います。ぼくがいちばん楽しみです。
謎解き仲間ってどうやって作るん?
ぼくが当団体を作った2017年は、知る範囲では制作団体はあっても「楽しむための団体」というのはほとんどなく、少なくとも関西圏では見つけられませんでした。
東京から京都に引っ越してきて友達がおらず「どうにかして謎解き仲間を作りたい!」という一心で作ったのが当団体。「関西謎解き同好会」というしょっぱい団体名から、名前をつけろと各方面から言われ続けて、当団体名と相成りました。命名:オレです。この団体名がハイセンスなのかは知りません。
で、毎回思うんですけど、こういう団体に所属していちばんキツイのが、最初の1歩を踏み出すことだと思うんですよね。
今でこそこんなご時世です(察して)。発足当初はそれこそ怪しい団体ですし、会費をぼったくるんじゃないかとか、変な壺を買わされるんじゃないかとか、いろいろ言われました。
最初の1歩を踏み出しやすいイベントをやりたいという思いが常にあり、こういったイベントなら少し足を踏み出しやすいかな? という思いもあります。
あと、名前がわからんというのがなにげにコミュニケーションとるのにつらいんですよね。わかります。ぼくも向こうは自分のこと認識してるのに、ぼくは相手のこと忘れててヤベーってなることがままあります。スマン。
ということで、今回は入場証として名札をお渡しする予定です。こうすれば名前でコミュニケーションが困ることもないし、名前と顔を一致させるきっかきにもなりますよね!!
ぜひここでたくさんの人の名前と顔を一致させて、そして自分の顔を広めて、謎解きをもっと楽しくさせるきっかけとしていただきたく。
謎解きは謎を解くのが楽しいんだけど、「いっしょに遊ぶ人」もとても大事だからね。経験上これは間違いない。
ということで
出展する人も、参加する人も、みんながやりたいことをやれる、そんな1日にできるよう、しんどいけど運営していきます。
みんなきてね!!
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