【シングルズ脱出】ネームイーターからの脱出4

活動日誌

シングルズ脱出とは

大阪梅田の阪急東通商店街を突っ切って左折して数十歩、意識して歩かないと通り過ぎてしまいそうな場所にCommon bar SINGLESはたたずんでいます。そこでは日替わりマスターが、毎回さまざまなコンセプトをひっさげてバーを運営していました。

「していました」という表現は微妙に正確ではありません。まだ営業していますが、間もなくこのバーは惜しまれつつもオーナーが店をたたんでしまいます。

そんなシングルズバーで激うま根菜カレーと、毎回趣向を凝らした謎解き公演「シングルズ脱出」を開催している方がおられます。名を池上マスター。知る人ぞ知る詩人であり、気持ち悪い謎(誉め言葉)を作る謎製作者である。関西謎界では名の知れた有名人です。

そんな池上マスターのシングルズバー最後の公演『ネームイーターからの脱出4』に、金沢から大阪弾丸日帰りツアーを組んで強行参加してきました。まーじでしんどかった。

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ネームイーターからの脱出4

さて、今回の公演は、あまたの謎解き挑戦者の名前を食らってきた怪物「ネームイーター」との闘いの(たぶん)最終章となる公演です。名前を食われると踊らずにはいられなくなるという、おそろしい怪物です。あなおそろしや。

まずは名前を決めるのじゃ

さて、この謎解き公演に参加するためには、まず名前を決めなければいけません。RPGゲームの基本です。

ただ今回は、万が一名前を食われても生きていられるよう、本名・ハンドルネームを避けて、その名前からもっとも遠い名前を臨時で名乗って挑戦します。「ああああ」でもいけなくはないと思いますが、おもしろくないのできちんと考えたほうが楽しめます。

ちなみに今回の私の名前は「はとぽっぽ」。ハンドルネームがCrow(カラス)なので、そこから一番遠い鳥ってなにかな……と考えた結果、ハトにいきつきました。なんてったって平和の象徴だからね、ハト。

謎はあいかわらず気持ち悪い

すべてのシングルズ脱出にいえることですが、池上マスターの作る謎はほんとに気持ち悪い。その謎の仕様とその語彙のひきだし、どこから出てくるの? っていうくらい無限の引き出しをもっている彼に、もはや恐怖すら感じます。

ぱっと見、まったく解き方がわからない謎を目の前にして最初はウンウンうなっていることしかできないのですが、解き方の見当がついて実際に解いてみて、答えができあがっていく瞬間のあの「うわあああああああああ」という体験を、ぜひ多くの人に味わってほしいところ。

そこまで広くはないバーですが、ルーム型脱出のような探索パート、身体を使った謎解きパートもあるので、メリハリもありすごく楽しめました!

ぜひみんなも行ってみよう!

残念ながら(?)私の名前は食われることなく、別の参加者の尊い犠牲のもと脱出成功です。ものすごく美味しい思いができた彼を、少しもうらやましくなんて思ってません。ホントダヨ。

シングルズ脱出、謎はかなり凝っていてすごく難しそう……と思われるかもしれませんが、シングルズ脱出は当日参加した人とチーム戦のように協力して謎解きが進められます。手こずっている参加者がいたらお互いにヒントを与えあい、足並みをそろえて進行するのでだれでも気軽に参加できるのです

さて、そんなシングルズバーですが、10月いっぱいでバーは閉店……

の、はずだったんですけどねぇ。

ということで、11月1日まで公演開催決定です。おい聞いてないぞ。というのは冗談。間違いなく朗報です。この機会にまだ参加してない方は、ラストチャンスなのでおいしいカレーと至極の謎を楽しみに、ぜひ遊び行ってください。

なお事前予約が必要ですのでご注意を。予約はこちらから!

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