久しぶりに2時間テレビ見た
いやね、私めったにテレビ見ないんですよ。年末年始ですら、箱根駅伝以外はほとんどテレビ見ませんでした。箱根駅伝についても、ほとんど流し見という感じで、集中して見るという感じではなかったですからね。
で、1月11日21時。TBS系列で放送されたのが『佐藤健&千鳥ノブよ! この謎を解いてみろ! ~天才謎解き集団からの挑戦状~』という番組が放送されました。2時間編成、ゴリッゴリの謎解きのみで構成された2時間特番。普段テレビ見ないけど、まぁ流し見しとこうかと思って久しぶりにテレビをつけました。
これがまぁ!めちゃくちゃ面白かった!
主人公・佐藤健
とにかくこの番組は佐藤健さんのための番組。
2020年Yahoo!検索大賞の大賞と俳優部門でW受賞したこの男は、めちゃくちゃ謎解きに行っているという話は謎解き界隈ではかなり有名な話。謎解きだけしにオランダまで行ったという話がテレビでされていましたが、国内でも大小問わず(ほんとに小さな団体まで)いろんな団体の謎解きに挑戦されているという話を小耳にはさみます。
そしてこの特番の佐藤健も、まさに主人公佐藤健という立ち位置を存分に見せてくれました。速攻で謎を解くだけでなく、すべてを自分でガツガツ解かずほかの参加者にも考える時間を与える謎解き勢の鑑。最後のアレを閃いたときは、マジでビビり散らかしました。
この閃きが出来たら、もう打ち上げの感想戦で崇め奉るわ。#健ノブ謎解き
— Crow@All Clear!代表 (@Crow_AllClear) January 11, 2021
もし実際の謎解きであのレベルの閃きができた人がいたら、私は感想戦の飲み会でひたすら褒めたたえてる自信があります。ラストに限らず、時折見られる読みの冴えっぷりは、さすがに謎解き慣れしてやがる…… と思ってしまいました。
謎解きの内容について
さて、今回の番組は第一部と第二部で構成されていました。
内容はまだ見ていない方のために伏せますが、ところどころにどこかで見たことがあるような展開が盛り込まれた第二部よりかは、すべてが斬新だった第一部のほうが個人的には好きでしたね。
1問1問はほどほどの難易度でありながら、よく練られたラストの謎、多くの謎解き愛好家の皆さんが「ルーム型の謎解きに行きたくなった!」との衝動に駆られてしまうような展開だったなぁ……と思います。いやぁ、ああいうルーム型の謎解き公演があったらめっちゃ行きたいもん。
第二部は…… とにかくラストの緊張感が、経験者には「わかるわかる、焦るよな」とだれもが共感できるシチュエーションではないかと思います。とにかく、ラストのアレを気付いた佐藤健、すげぇ。個人的にはちょっとモヤッとする展開がありましたが、それを込みで考えてもすごく迫力があり、面白かったです。
あと、番組全体を通して本田翼さんの口から「大謎」というフレーズが飛び出してきたことに驚いてます。こいつ、やりよる。(そして謎解きになじみのない視聴者は「大謎って何?」ってなってそう)
見逃した方はTVerで!
謎解きのみという構成で、2時間特番を組めるようになるくらいには、謎解きというカルチャーが市民権を得たということに本当に驚きを禁じえません。数年前には考えられなかったこと。
この調子で、謎解きがもっと多くの人に楽しまれるようになるといいな!
リアルタイムで視聴できなかった方は、TVerでも配信しています。見られなかったようわーんというそこのあなたは、ぜひTVerで視聴しましょう。
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